はじめに
南京地質古生物研究所(南京地质古生物研究所、Nanjing Institute of Geology and Palaeontology)の母体は、旧中央地質調査所(1913年に北京で設立)と旧中央研究院地質研究所(1928年に上海で設立、1933年に南京に移動)である。新中国建国後に両者は中国科学院に接収され、整理統合の後1951年に、現在の名称で設立された。初代院長は、中国科学院副院長であった李四光が兼務した。

1. 名称
○中国語表記:南京地质古生物研究所
○日本語表記:南京地質古生物研究所
○英語表記:Nanjing Institute of Geology and Palaeontology 略称 NIGPAS
2. 所在地
南京地質古生物研究所の所在地は、江蘇省南京市北京東路39号である。
3. 研究分野・内容
中国の古生物学および地層学資源の特徴の解明を目的として、他の分野や研究機関と協力して古生物学および地層学の基礎・応用に関わる研究を実施している。
4. 職員数
2021年現在の職員総数は191名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
5. 予算
2021年予算額は1億9,119万元である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
6. 研究生数
2021年現在の研究生(大学院生)総数は96名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
7. その他
(1)国家級実験室など
国家重点実験室は有していない(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
(2)両院院士数
2025年4月時点で両院院士は3名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
〇中国科学院院士(3名):周志炎、戎嘉余、陈旭
参考資料
・南京地質古生物研究所HP http://www.nigpas.cas.cn/
・中国科学院HP https://www.cas.cn/
・中国科学院統計年鑑2022 中国科学院発展企画局編