中国の宇宙開発 | 中国の科学技術

　このコーナーは、筆者が2019年に刊行した書籍「中国の宇宙開発」を元に作成したものである。内容の一部である技術力の各国比較は、筆者がJST/CRDSに在籍していた際に編集に携わった「世界の宇宙技術力比較（2015年度）」をベースとしている。

　中国の宇宙開発は、米国、欧州、ロシアなど他の国と比較して極めて活発であり、現時点で状況が大きく変わっている可能性があることに留意されたい。

関係資料

・『中国の宇宙開発』アドスリー、2019年。ISBN 978-4-904419-82-3
「「G-TeC報告書　世界の宇宙技術力比較（2015年度）」
https://www.jst.go.jp/crds/pdf/2016/CR/CRDS-FY2016-CR-01.pdf

はじめに～宇宙とは
1．両弾一星政策とその完成
2．宇宙開発の本格的な開始
3．打ち上げの失敗と衛星破壊実験

１．ロケット開発の歴史
２．中国のロケット
３．打ち上げ射場　
４．中国の打ち上げ射場と着陸場
５．打ち上げ後の追跡管制
６．国際的な比較（2019年時点で）

１．衛星バスの構成要素
２．中国の衛星バスの種類
３．国際的な比較（2019年時点で）

１．衛星通信放送の歴史
２．通信放送衛星の種類
３．中国の通信放送衛星開発
４．衛星通信放送技術の開発
５．中国の衛星通信放送会社
６．国際的な比較（2019年時点で）

１．衛星航行測位の歴史
２．各国の航行測位衛星
３．中国の航行測位衛星
４．国際的な比較（2019年時点で）

１．地球観測とリモートセンシング
２．中国の地球観測
３．気象観測
４．国際的な比較（2019年時点で）

１．有人宇宙飛行の歴史
２．中国の有人宇宙飛行～準備段階
３．中国の有人宇宙飛行～神舟5号の
４.　中国の有人宇宙飛行～独自の宇宙ステーション建設へ
５．国際的な比較（2019年時点で）

１．宇宙科学の歴史
２．中国の天文学、宇宙探査の歴史
３．嫦娥計画など
４．国際的な比較（2019年時点で）

１．国務院
２．人民解放軍
３．中国航天科技集団有限公司
４．中国航天科工集団有限公司
５．宇宙開発資金の国際比較

１．国際連合での宇宙国際協力
２．宇宙関連の国際条約・協定
３．中国の宇宙国際協力
４．将来の国際協力の可能性

１．2015年の技術力比較
２．技術力比較の推移
３．2016年以降の主な進展（2018年6月まで）
４．各国の状況

１．強さ
２．課題
３．留意点