はじめに

 西北高原生物研究所 (Northwest Institute of Plateau Biology)は、チベット高原の高原生物科学に関する基礎研究と応用研究を任務とする中国科学院の研究機関として、1962年に青海省西寧市に設置された。

1. 名称

○中国語表記:西北高原生物研究所  略称 西北高原所 
○日本語表記:西北高原生物研究所
○英語表記:Northwest Institute of Plateau Biology  略称 NWIPB

2. 所在地

 西北高原生物研究所の所在地は、青海省西寧市新寧路23号である。

3. 研究分野・内容

 西北高原生物研究所は、チベット高原の高原生物科学に関し、高山牧草地の成長メカニズム、牧草生産量の予測、高山沼地湿地の環境保護と修復、野生植物新種の発掘と製薬材料薬草の利用技術などの研究を行っている。

西北高原生物研究所の写真
西北高原生物研究所 同研究所HPより引用

4. 職員数

 2021年現在の職員総数は196名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。

5. 予算

 2021年予算額は1億8,270万元である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。

6. 研究生数

 2021年現在の研究生(大学院生)総数は157名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。

7. その他

(1)国家級実験室など

 国家重点実験室は有していない(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。

(2)両院院士数

 2025年4月時点で両院院士1名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。

〇中国科学院院士(1名):印象初

・西北高原生物研究所HP http://www.nwipb.cas.cn/
・中国科学院HP https://www.cas.cn/
・中国科学院統計年鑑2022 中国科学院発展企画局編