概要
衛星環境応用センター(卫星环境应用中心)は、北京市にある生態環境部の機関であり、環境分野における衛星リモートセンシング技術の応用と研究、衛星環境応用システムの構築・管理を行っている。

1.名称
○中国語:卫星环境应用中心 略称:卫星中心
○日本語:衛星環境応用センター
○英語:Satellite Application Center for Ecology and Environment 略称:SACEE
2.所管
3.所在地
本部は、北京市海淀区中関村永豊工業基地豊徳東路4号にある。北京市の中心である天安門から北西に約10キロメートルほど行ったところにあり、北には北京大学、南には中国人民大学がある。
4.沿革
衛星環境応用センターは2009年に、国務院の組成部局である環境保護部(部長は国務大臣クラス)に設置された。設立された。
2018年の国務院の機構改革により、環境保護部が生態環境部と名称を変更すると、衛星環境応用センターも生態環境部の傘下の組織となった。
5.組織・規模
(1)使命
衛星環境応用センターは、生態環境リモートセンシング政策の立案、システムの構築・運用管理、基準・規範の研究・策定を行っている。リモートセンシングにより生態環境をモニタリングするため、多くの人工衛星(「資源」シリーズ、「高分」シリーズ、「大気環境観測衛星」、「環境減災衛星」シリーズなど)や無人航空機(ドローンを含む)を管理運用している。
(2)幹部
衛星環境応用センターのトップは主任であり、中国共産党委員会書記を兼務している。それ以外の幹部として、副主任、中国共産党委員会委員などが指導部となっている。
(3)本部の組織
科学技術関係の本部組織として、次のような部署がある。
・衛星開発企画部(卫星发展规划部)
・生態環境空間データセンター(生态环境空间数据中心)
・自然生態リモートセンシング部(自然生态遥感部)
・生態保護レッドライン監督センター(生态保护红线监管中心)
・水生態環境リモートセンシング部(水生态环境遥感部)
・大気環境リモートセンシング部(大气环境遥感部)
・炭素リモートセンシング観測評価部(碳遥感监测评估部)
・航空機リモートセンシング部(航空遥感部)
(4)他の環境科学研究機関
中国において、衛星環境応用センター以外の環境関係研究機関として、生態環境部所管の他の研究機関である中国環境科学研究院(中国环境科学研究院)、南京環境科学研究所(南京环境科学研究所)、華南環境科学研究所(华南环境科学研究所)が重要である。
参考資料
・卫星环境应用中心HP http://www.secmep.cn/
・中国発展門戸网HP 环境保护部卫星环境应用中心探秘(图) http://cn.chinagate.cn/environment/2013-10/23/content_30377913_8.htm

