はじめに
小型衛星イノベーション研究院(微小卫星创新研究院、Innovation Academy for Microsatellites)の前身は、1999年に設置された中国科学院小型衛星工学部(小卫星工程部)である。2014年に上海小型衛星工学センター(上海微小卫星工程中)となり、2017年に現在の名称となった。

1. 名称
○中国語表記:微小卫星创新研究院 略称 卫星创新院
○日本語表記:小型衛星イノベーション研究院
○英語表記:Innovation Academy for Microsatellites 略称 IAM
2. 所在地
小型衛星イノベーション研究院の所在地は、上海市浦東新区雪洋路1号(臨港園区)と上海市浦東新区高科技園区海科路99号(張江園区)である。
3. 研究分野・内容
小型衛星イノベーション研究院は、中国の科学衛星の開発に貢献しており、北斗三号通信衛星、宇宙空間ダークマター粒子探査衛星、量子科学実験衛星、宇宙ステーション天宮二号随伴衛星などの人工衛星プロジェクトへの参加実績がある。
4. 職員数
2021年現在の職員総数は690名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
5. 予算
2021年予算額は6億0,366万元である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
6. 研究生数
2021年現在の研究生(大学院生)総数は111名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
7. その他
(1)国家級実験室など
国家重点実験室は有していない(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
(2)両院院士数
2025年4月時点で両院院士はいない(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
参考資料
・小型衛星イノベーション研究院HP https://microsate.cas.cn/
・中国科学院HP https://www.cas.cn/
・中国科学院統計年鑑2022 中国科学院発展企画局編