科学技術戦略・諮問研究院
科学技術戦略・諮問研究院(科技战略咨询研究院、Institute of Science and Development)の前身は、中国科学院傘下の科学技術政策シンクタンクとして、1985年に北京市に設置された科技政策・管理研究所であり、2015年に現在の名称となった。
青島生物エネルギー・生物プロセス研究所
青島生物エネルギー・生物プロセス研究所 (青岛生物能源与过程研究所)は、2009年に設立された。新エネルギー、新生物学、新材料分野での革新的な技術開発を念頭に、グリーンおよび低炭素エネルギー分野などを研究している。
東北地理・農業生態研究所
東北地理・農業生態研究所(东北地理与农业生态研究所)は吉林省長春市にあり、東北地方の黒土・湿地・種子資源の保護を念頭に、農業生態学、湿地生態学、リモートセンシングと地理情報、環境、地域開発などを研究している。
脳科学・知能技術卓越イノベーションセンター
脳科学・知能技術卓越イノベーションセンター(脑科学与智能技术卓越创新中心)の前身は、1999年に中国科学院に設置された神経科学研究所であり、2015年に現在の名称となった。
上海栄養・健康研究所
上海栄養・健康研究所 (上海营养与健康研究所)は2016年に、旧栄養研究所、旧健康科学研究所などを統合して設置された。中国における主要な慢性疾患の予防と管理、高齢者の健康増進に係る基礎研究・応用研究を実施している。
上海免疫・感染研究所
上海免疫・感染研究所 (上海免疫与感染研究所)は、2004年に中国科学院上海パスツール研究所(上海巴斯德研究所)として設置され、2023年に現在の名称となった。
小型衛星イノベーション研究院
小型衛星イノベーション研究院(微小卫星创新研究院)の前身は、1999年に設置された中国科学院小型衛星工学部(小卫星工程部)で、2017年に現在の名称となった。中国の科学衛星の開発に貢献している。
南京地理・湖沼研究所
南京地理・湖沼研究所(南京地理与湖泊研究所)は中国地理科学院が母体であり、1987年に湖沼研究を拡充し、現在の名称となった。湖沼生態系の調査分析、湖沼環境ガバナンスなどの研究を行っている。
蘇州ナノテク・ナノバイオ研究所
蘇州ナノテク・ナノバイオ研究所(苏州纳米技术与纳米仿生研究所)は、中国科学院、江蘇省人民政府、蘇州市人民政府、蘇州工業園区により2006年に共同で設立された。ナノ真空、ナノプロセス、生化学、バイオメディカルなどの研究を行っている。
蘇州生物医学工学技術研究所
蘇州生物医学工学技術研究所(苏州生物医学工程技术研究所)は2012年に設立され、バイオメディカル工学機器、医療診断試薬、バイオメディカル材料、医療光学、医療とAIなどの研究を行っている。
贛江イノベーション研究院
贛江イノベーション研究院(贛江創新研究院)は2020年に江西省赣州市に設置された。グリーンで効率的な資源分離とハイエンド材料開発に注力しており、資源フロンティア資源・生態環境、材料化学、材料物理、システム工学などの研究を行っている。