はじめに
チベット高原研究所 (青藏高原研究所、Institute of Tibetian Plateau Research)は、中国科学院傘下の研究機関として、2003年に北京市に設置された。

1. 名称
○中国語表記:青藏高原研究所 略称 青藏高原所
○日本語表記:チベット高原研究所
○英語表記:Institute of Tibetian Plateau Research 略称 ITP
2. 所在地
チベット高原研究所 の所在地は、北京市朝陽区林萃路16号院3号楼である。チベット自治区ラサ市、雲南省昆明市に支所を有する。
3. 研究分野・内容
チベット高原研究所は、青海チベット高原の地球地質環境を理解するため、同地域における自然地理学、地図作成および地理情報システム、構造地質学、第四紀地質学、鉱物学・岩石学・鉱床、大気物理学および大気環境、生態学、固体地球物理学、考古学などを研究している。
4. 職員数
2021年現在の職員総数は260名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
5. 予算
2021年予算額は4億4,296万元である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
6. 研究生数
2021年現在の研究生(大学院生)総数は267名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
7. その他
(1)国家級実験室など
チベット高原研究所は、国家重点実験室を有していない(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
(2)両院院士数
2025年4月時点で所属する両院の院士は4名である(他の研究機関との比較の詳細はこちら参照)。
〇中国科学院院士(4名):姚檀栋、陈发虎、丁林、方小敏
参考資料
・チベット高原研究所HP http://www.itpcas.cas.cn/
・中国科学院HP https://www.cas.cn/
・中国科学院統計年鑑2022 中国科学院発展企画局編